子供を送り迎えしたりと毎日大活躍している自転車。ウチも車を持っていないので自転車は必須アイテムです。タフに乗り回している方も多いはず。
そんな自転車を頻繁に利用される方に最近人気なのが「自転車保険」。最近加入しやすくて大人気だそうで、気になって調べてみました。
各社の保険と補償について比較してみたのでご紹介します。
自転車事故の2つの損害について
- 利用者本人が負傷した場合:傷害保険や交通傷害保険
- 他人を負傷させたり、物を壊したりした場合:個人賠償責任保険
自転車事故の損害は上の2つあります。本人が負傷した場合か他人を負傷させたり、物を壊したりした場合の2種類。こういう時は上の保険が適応されますが、自転車保険ではそういう2箇所をカバーしてくれます。
調べてみると色々ありますね。それぞれ特徴があるのでまとめてみることにしました。
自転車保険の補償、各社の特徴
1.au損害保険「あうて ケガの保険バイクル(シルバーコース)」
- au損害保険・あうてケガの保険bycle
- 申込:ネット申し込み
- 自転車で怪我をしたり、負傷させた場合:死亡や入院・通院補償額が2倍に
- 破損などの故障自転車を自宅などへ無料搬送するロードサービス(20km以内)
- 2年契約の場合→保険料が割安になる
自転車が故障した場合、搬送してくれるサービスがまるで自動車のようですね。
- 申込対象年齢:74歳以下
- 死亡/後遺障害適応等級:400万円/第1~14級
- 入院/通院(日額):6000円/1000円
- 賠償責任補償:1億円
- 家族加入/個人加入:年間一括払い17,070円/6,910円(月額払い1,570円/630円)
示談代行サービスや自転車搬送ロードサービスなどのサービスが多いのが特徴。1年まとめて払うと割安です。家族内で3人以上が自転車を乗っている場合は家族加入がお得です。
上はシルバーコースの一例です。その他ブロンズコースとゴールドコースがありますよ。
2.三井住友海上火災保険
A.自転車向け保険
- セブンイレブンで入る自転車向け保険
- 申込:セブンイレブン店頭で加入
- 申込対象年齢:69歳以下
- 死亡/後遺障害適応等級:400万円/第1~7級
- 入院/通院(日額):6000円/なし
- 賠償責任補償:1億円
- 家族加入/個人加入:年間一括払い8,780円/4,160円
B.ネットde保険@さいくる
- ネットde保険@さいくる
- 申込:ネット
- 申込対象年齢:69歳以下
- 死亡/後遺障害適応等級:500万円/第1~7級
- 入院/通院(日額):6000円/1000円
- 賠償責任補償:1億円
- 家族加入/個人加入:年間一括払い13,150円/6,400円
セブンイレブン加入の「自転車向け保険」とネット申し込みの「ネットde保険@さいくる」の2種類があります。
「自転車向け保険」の方が金額が安い分、補償が少なめになっています。怪我での通院補償が無いですからね。どちらかというと入院や相手の怪我の場合を目的としている方向けでしょうか。
「ネットde保険@さいくる」はプランの種類が個人・家族以外にも夫婦型や配偶者対象など幅広くあります。
三井住友海上火災保険の2種類の保険の場合、後遺障害適応等級が1級から7級までになっています。
3.全労済「こくみん共済障害安心タイプ」
- こくみん共済 けがと賠償の補償:障害安心タイプ
- 申込対象年齢:59歳以下
- 死亡/後遺障害適応等級:500万円/第1~14級
- 入院/通院(日額):最高18万円(部位・症状で異なる)
- 賠償責任補償:1億円
- 家族加入/個人加入:無し/1,200円(月額)
個人のみの加入で保険料が月額1,200円となっています。年齢が他の保険と異なり59歳まで。
入院通院の補償額があいまいなので加入前にそれぞれ調べる必要がありますね。
4.NTTドコモ「ドコモサイクル保険」
- ドコモサイクル保険
- 申込対象年齢:18~70歳
- 死亡/後遺障害適応等級:500万円/第1~14級
- 入院/通院(日額):3000円/なし
- 賠償責任補償:2億円
- 家族加入/個人加入:980円/440円
NTTdocomo携帯電話加入者のみの対象です。個人だと440円、家族だと980円と加入しやすい保険ですね。
特徴は賠償責任保障が2億円であること。これは他の会社とは大きく異なります。
通院は0円、入院も3,000円と補償額(日額)が低いのは手軽に入れる分仕方がないですね。
参考:自転車保険 傷害と個人補償のセット商品に注目集まる(産経ニュース)
後遺障害適応等級について
上の三井住友海上火災保険の2種類の保険の場合、後遺障害適応等級が1級から7級までになっています。8~14級は補償対象になりません。
怪我をさせてしまったけど、保険がおりないといったケースもこの場合は出てきます。
後遺障害適応等級については下の表で確認してください。
参考:後遺障害適応等級表(国土交通省)
最後に・まとめ
最近人気の自転車保険について、4社の主な保険の特徴や補償についてご紹介しました。月額払いのみ、年一括払い、両方OKだったりと各社によってバラバラなので比較しづらい所です。
相手にけがを負わした場合に補償する「個人賠償責任保険」は、自動車保険や火災保険の中の特約に用意されているものも多いです。またクレジットカード内にも「個人賠償責任保険」がセットになったものもあります。
ということは、既に加入している可能性もあるので家庭にあるクレジットカードや加入している保険を今一度確認してみましょう。無いことが確認出来て初めて自転車保険に加入するための検討に入った方が良いかもしれませんね。
「自転車保険」については、まだまだたくさん保険会社があります。自転車保険に加入しようと考えおられる方は、上のは一例なので各社の詳細を比較検討してみてください。
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