以前「子供が勉強嫌いになるのは、小学校の宿題やテストの多さが原因ではないか?」という記事を書きました。
この記事を書いてからも子供の宿題への取り組み方は変わらず、小2になり勉強が難しくなってきたことで、より嫌がることが増えてきました。
その上、子供自身が中間反抗期になり日頃の全てに反抗し始めたこともあり、宿題をしなくなっています。
そんなことが相次いて起こるため、親はストレスフルになってしまいました。
先日、先生をしている知人と話をした時に、子供の話題が出てきて「宿題をしない子供」について相談してみたところ、ふと肩の荷が下りるような気持ちになったので、その時に貰ったアドバイスについて紹介します。
さらに詳しく
宿題を嫌がる子供に無理やり宿題をさせても、何も身につかない
知人に「宿題をしない子供」について相談したところ、以前から何度も相談しているので、それらを踏まえたアドバイスを貰いました。
その答えとは「嫌々宿題をしても身につかないので、無理やりさせる必要はないのではないか」ということです。
例えば、子供は以前より画数が多くなった漢字に毛嫌いしているにもかかわらず、親は毎日何とかして漢字の宿題させています。
子供は嫌々しているので字はいつもより汚いし、別の話をしながら漢字を書いていることもあるのです。それでは身につかないのも当然。
「なぜ叱らないのか?」と言われるかもしれませんが、何度も叱り続けても子供はびくともしません。既に叱り尽くしました(苦笑)。
子供の宿題がストレスなら答えを教える方法もあり
知人のアドバイスは「無理やり宿題をさせる必要はない」ということですが、それでも親としては最低限宿題を提出させる必要があります。
そういう質問を続けてすると次のようなアドバイスをもらいました。
その答えとは「子供の宿題がストレスなら、宿題の答えを教えるという方法もあり」ということです。
これは考えてもいませんでした。
親としての倫理的な考えがあるのでこのようなことは最初から無いと思いこんでいました。
「嫌々宿題をさせていても何も記憶に残らないし、身につかない。それを続けるぐらいなら、答えを教えても同じこと」ということです。
これは子供が小学生になってからずっと相談をしてきたので、その結論として出してきたアドバイスだと言えるでしょう。
このアドバイスを聞いた時に、これまでだったら「親としてはそれだけは出来ない」というものでしたが、約2年間このことで悩んできた結果、このアドバイスを聞いて「それもありかもしれない」と思えたのです。
それだけうちの子供に宿題をさせることが難しいのです(苦笑)。
親や先生に叱られてもビクリともしない、そんな強靭な心臓の持ち主を知った上でのアドバイスでした。
その後、実行に移した記事が「子供に宿題をさせる魔法の言葉「答えを教えてあげるから」が効果的だった」です。
子供が成長しIQが上がった時に勉強をさせると今を取り戻せる
また「今は様子を見て、近い将来に子供のIQが上がった時に今の勉強をさせると一気に取り戻せる」とも話していました。
確かうちの子供には小2の勉強についていけるだけのIQがないのかなと感じていました。
小2の今、子供は小1の問題をスラスラ解けます。また小1の漢字も書けます。
このように後々になると、あっという間にこれまでの難しかった問題が簡単になる時期がやってきます。「この時が来るまで様子を見たら?」というアドバイスでした。
まとめ
以上のようなアドバイスをもらい、親としては「毎日宿題をしない子供」へのストレスが少しマシになりました。
夫婦で相談した結果、現状は様子を見て宿題はアドバイス通りに進めていくことになりました。
娘は小学校で勉強して帰ってくるだけでも疲れているので(本人は口に出しませんが、態度に出ています)、帰宅後は宿題をすぐ終わらせ、子供がやりたいことを優先させようと思います。
今は子供が得意な音読や英語の発音、プログラミングを中心に進め、それ以外については今後、子供が自主的に勉強をしたくなった時にさせようと思います。
アドバイス通りに試してみました
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