娘は英検5級に合格しました。続けて英検4級に進みたいところですが、そう簡単には行きません。
英検4級と英検5級にはレベルの開きがかなりあることを知ったのです。詳しくは下の記事にまとめています▼
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今回はマンツーマン子供英語教室のイギリス人講師にアドバイスしてもらった英検のリーディング対策について時系列で紹介します。
英検4級も合格
英検4級にも合格しました。詳しくは下の記事にまとめています▼
英検リーディングに出題される文法の穴埋め問題
娘が苦手としているのはリーディングで出題される穴埋め問題です。
一つひとつ文法を覚えることで点数を稼いでいく問題ですが、娘はそのような文法問題対策をしようとしません(苦笑)。
毎日少しずつ文法を覚えていくのが良いのだろうと考えて、Switchの「英検スマート対策」を買ったのですが、それほどやりたがりませんでした。
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そこで娘が通っているマンツーマン子供英語教室のイギリス人講師に、英検4級の問題を見てもらいアドバイスをもらうことにしたのです。
英検リーディング対策はレベル別の多読がおすすめだとイギリス人講師にアドバイスしてもらう
イギリス人講師は英検のリーディング対策として、レベル別の音読・多読がおすすめだとアドバイスしてもらいました。
英語を話せるようになるのが目的なら、英検対策に使う時間とお金がもったいない
マンツーマン子供英会話教室のイギリス人講師によると、今すぐ英検を取る必要があるのであれば、英検対策をする必要はあるけど、最終的に英語を話せるようになるのが目的なら、いま英検対策をすると時間とお金がもったいないと言うのです。
なぜなら、英検に合格しても使える英語にならないから(イギリス人講師談)。
逆に言うと、使える英語を習得することで、英検対策をしなくても取れるようになっていくというのです。
そのための方法として英語の本の多読をするべきだとアドバイスしてもらいました。
英語の本を多読するとリーディングの穴埋め問題が感覚でわかるようになる
なぜ英検のリーディング対策に、英語の多読がおすすめなのかというと、英語の本を多読することで、穴埋め問題(虫食い問題)が感覚でわかるようになるからだそうです。
例えば、この動詞の後には必ず「to」が来る、または「on」があるからその前はこの動詞と言ったようなことが、条件反射で出てくると。
英語の本を多読することで、自然とフレーズを覚えていくと話していました。
レベル別の多読は英検の全ての級に使える対策
レベル別の多読は、英検4級や英検3級だけではなく、全ての英検のリーディング対策として使えるそうです。
もちろん英検4級なら英検4級レベルの英語絵本を多読する必要がありますし、英検3級なら、3級のレベルの本を選ぶようにしましょう。
音読・多読はレベル別ORTが最適
英語絵本なら何でも良いというわけではなく、そのレベルの単語や文法がしっかりと入った本が良いそうです。
その中でもオックスフォード・リーディング・ツリー(ORT)がおすすめだと話していました。
そのアドバイスを貰ってからは ウチの娘もORTを音読しています。
ORT(オックスフォード・リーディング・ツリー)の音読・多読をできるだけ毎日継続中
以上のアドバイスをもらったことで、我が家は英検4級の対策をやめ、英語絵本ORTの多読を継続しています。
小学校の宿題があるので毎日というわけではありませんが、できるだけ英語音読をするようになりました。
取り組み方ですが、娘は同じORT(オックスフォード・リーディング・ツリー)を1週間音読して、次週に別のORTに変更しています。
時間をかけてフォニックスを学習したのもあり、初めて知る英単語も普通に読めているのがすごいなと感心。
今は地道な取り組みになりますが、最終的に使える英語が身につき、特に対策しなくても英検に合格できるように取り組んでいます。
また、何か新しい発見があればブログにまとめます。
子供の英語学習について興味があるという方は100記事以上ブログに書いているので、この機会に読んでみてくださいね。
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