出典:JR西日本
京都府京都市の梅小路エリアに建設される予定の「京都鉄道博物館」が、2016年春に開業されることが正式発表、起工式が行われました。
大阪にある「交通科学博物館」が4月6日に閉館になり、そこに展示されている電車も京都鉄道博物館に移るということでホッとしています。
では京都鉄道博物館とはどういう博物館なのかわかる範囲で紹介します。
京都鉄道博物館とは
出典:JR西日本・レスポンス
- 2016年春開業
- 既存の梅小路蒸気機関車館と一体となる
- 3階建て。1階は車両工場風。展示車両を入れ替えることができる
- 総工費約70億円。
- 列車運転シミュレーターあり
- JR西日本社員の仕事紹介するコーナーがある
- 閉館する交通科学館旧京都駅ホームを移設
- 3万平方メートルの敷地にSLや在来線の特急、新幹線などの車両を約50両展示
- 展示両数が鉄道博物館の中で全国1位となる
参考:京都鉄道博物館の起工式 2016年開業
ざっと、こんな感じです。
半円は既存する「梅小路蒸気機関車館」。それに右側の建物が新設される京都鉄道博物館です。
出典:JR西日本
「SL整備施設(新設)」というのがあります。ここに新設される博物館内から電車が出たり、入ったりするようです。名前通り「梅小路蒸気機関車館」のSLでしょうね。
低速ですが実際に展示の電車が動くのは嬉しいですね。SLに乗ることができるそうです。
出典:JR西日本
京都鉄道博物館は3階建て。合計50両の鉄道が展示されます。展示車両数が日本NO.1です。
京都鉄道博物館施設詳細
- プロムナード棟:SL、電車、新幹線を連結し展示
- 本館1階:鉄道の歴史、しくみ、少量工場ゾーン、営業車両などの引込線
- 本館2階:ジオラマ、運転シミュレーター、駅体験、キッズスペース、企画展示室
- 本館3階:史料室、会議室、展望テラス
- 屋外上屋:旧京都駅0番ホーム上屋トラス構造展示、収蔵車両展示
- 旧二条駅舎:SLのしくみ展示
- 扇形車庫:保存蒸気機関車展示
- SLスチーム号:SLスチーム号体験乗車、SL整備展示
(博物館概要[PDF])
新幹線500系が展示。現在は、「500系こだま」になってしまいましたが、現役の新幹線です。奥にも0系ひかりの新幹線も見えます。これらは交通科学館からの移設でしょう。
最後に
今まで鉄道博物館については、ご縁がありませんでしたが、子供が生まれてから行くようになりました。行ってみると実際スゴイし、ワクワクするんです。子供そっちのけになりがちです(笑)。
毎日電車で通学や通勤している人は、鉄道好きになるかならないかのギリギリになる所にありますよ。鉄道博物館等に行くことにより、それが開花されます(笑)。僕も交通科学館に行ってそれを感じました。
交通科学館について2記事書きました。4月6日まで開館しているので、一度行ってみて下さい。男の子だけなく女の子も楽しめます。(娘で証明済み)。駅弁や電車内のレストランも旅行気分が味わえます。
その交通科学館の展示されている電車がそのまま、この京都鉄道博物館に移設されるので良かったです。京都鉄道博物館の開業が待ち遠しいですね。
追記:
オープンしたので行ってきました▼
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