本日より大阪のあべのハルカス美術館でムーミンの作者である「トーベヤンソン展」がスタートしたので、初日に行ってきました。
「トーベヤンソン展」とは2014年10月下旬に横浜からスタートし、その後北海道帯広、新潟、福岡と続き、最終の大阪で終了する全国5都市で開催されている展覧会です。
その大阪がやっとやってきました。長かったぁ!本日2015年7月25日から9月27日まで開催されます。
トーベヤンソン展は、当ブログでおなじみである「朝日友の会」だと1,200円の半額600円で入場が出来ますよ。「トーベヤンソン展」レポをご紹介します。
あべのハルカス美術館は16階、直通エレベーターで
「あべのハルカス美術館」は展望台「ハルカス300」と同じ16階にあります(「ハルカス300」は16階からもう一つ専用エレベーターに乗る)。
ハルカス美術館は16階まで2階から直通のエレベーターがあります。それについては下の記事で書いています▼
地下1階から行く場合は、「あべのハルカス近鉄本店」入口手前を右に行くとエレベーターがあります。10階と16階だけにとまります。
「トーベヤンソン展」に子供と行ってきました
生誕100周年「トーベ・ヤンソン展」~ムーミンと生きる~を観賞する為に、子供とあべのハルカス美術館に行ってきました。
子供と行った理由は、子供がアニメのムーミンに興味があるからです。新たな興味がわくかなという思いもあり、一緒に行ってきました。
初日だから混雑しているかなと思い来ましたが、午前中11時少し前にに着いたので、特に入場制限も並ぶこともなく普通に入ることが出来ました。展覧会から出た後の方が入場者が少し増えてきていました。
トーベヤンソン展のチケットを購入すると、子供用の入場券もいただきました。当然未就学児は無料です。
子供はチケットを大人と同じように持ちたがっていたので、これはとても喜んでいましたよ。こういうサービスは嬉しいですね。
戦争時代の暗さ
「トーベヤンソン展」はほとんどが絵画やデッサンです。タンペレ市立美術館・ムーミン谷博物館所蔵のものが多く、それ以外にも個人蔵も多く展示されていました。
前半は1930年代~1945年の戦争時代が中心。特に油彩やカンバスが中心。鉛筆のみも多く、より戦争時代の暗さがよく伝わるものでした。肖像画や風刺漫画、イランストはリアルでした。スゴイですね。
ムーミンって明るいというよりは、その裏にある暗さがよく見えてくるのですが、そういうものはこの戦争時代があったからなのではと感じました。
結構小さな絵がたくさんありました。なので展示数が388作品も展示されているのでしょう。
後半には習作もありました。色を塗っているのですが鉛筆が残っていたり、色塗りの途中で止まったままの作品もありましたよ。
やはり子供と美術館に行くにはまだ早かった
子供と美術館に行ったのは2回目です。昨年の「こども展」という展覧会以来。あの時も美術館は早いと感じましたが、今回も同様4歳でも早かったw
入ってすぐ絵の暗さもあったので(大人が見るとそれほど暗くもないのですが)、子供は入場後しばらくして怖いと言いだし、絵をゆっくりと見られなかったのが残念です。
子供はアニメのムーミンしかしらないので、怖かったのでしょうね。実際の絵は線が細かいので少し怖かったかもしれません。また、美術館独特の静けさもあったのかも。
途中からムーミンの絵が中心のテーマがあり、その場所のカラー油絵を見て回りました。後は模型などを見ました。
後半にあった「絵本コーナー」には助けられました。そこで絵本を読んだりしてすごしました。一体何しに行ってるのかわからない…。
余談ですが、絵本コーナーのテーブルがフィンランドの「アルテック」だったので、さすがだなって感じました。
我が家も北欧好きなので、結婚した時にアルテックの丸テーブルを購入しました。あの時だから買えた一品です。▼
【関連】かもめ食堂に登場!アルテックの丸テーブル&椅子の魅力
撮影OKなエリア。トーベヤンソン「夏の家」再現
ムーミンたちと撮影が出来るエリアがありました。下の帽子や服を着て撮ることができます。
スナフキンの帽子やムーミンパパのシルクハットなどが用意されています。試着室もありましたよ。
ミュージアムショップに限定グッズも
お待ちかねのグッズ売り場ですが、ムーミンに関連するグッズは本当にお高いですね。1.5倍~2倍ぐらい割高です。
上の写真はムーミンのマスキングテープ。すごい種類!別の場所に限定マスキングテープもありました。
ムーミン関連のグッズと「トーベヤンソン展」限定オリジナルグッズが分かれてありました。こちらは限定グッズです。種類も豊富ですよ。
「トーベヤンソン展」限定の木琴と積み木、そしてカスタネットがありました。これ欲しいな!積み木の両サイドにニョロニョロが。
グッズを購入すると入口に戻ります。グッズは展覧会に入場しなくても買えます。図録は3,000円もしましたw
子供がどうしても欲しがったのでスナフキンの根付け(キーホルダー)と妻にマスキングテープを購入。
最後に
ムーミンの作者である「トーベヤンソン展」in大阪(あべのハルカス美術館)に行ってきた感想、ミュージアムショップのグッズなどをご紹介しました。
子供と一緒だったのでゆっくりとは見られませんでしたが、断片でも見られて良かったです。またゆっくり見たいなと思いました。
ムーミンファンの女性は本当にグッズ好きですね。今回も大量に買われていましたよ。
開催を記念してあべのハルカスダイニングや喫茶では「ムーミンママのレシピメニュー」特集も行われていますよ。
既に「ムーミン展」も終了し、「トーベヤンソン展」も大阪がラストです。展望台「ハルカス300」とのセット料金もあるので、天王寺に行った時は立ち寄ってみてはいかがでしょうか。