極度の冷え症で、冬には足が氷のように冷え切ってしまいます。当時は靴下を何重にも履いて寝ていましたが、それでも効果なし。
足が氷のように冷たいんです。
芯から冷えているので靴下では追いつきません。冷え取り靴下をいくつか試しましたがダメでした。
そんな悩みを長年持ち続けていたある日のこと、布団の寒さや足の冷たさがある日を境にあっさり解消されました。
何をしたかと言うと、結婚した時に購入した布団が「羽毛布団」だったという理由だけで解消されました(笑)。
羽毛布団って本当にスゴイですね。もっと早く買っていれば良かったです。
でも、羽毛布団は値段がバラバラ。高級なものから安いものまで幅広く売られています。ではいったいどういう基準があって値段の差があるのか?
羽毛布団売り場の担当の方に聞いてわかった羽毛布団の暖かさの基準4つについて紹介します。
羽毛布団の選び方・暖かさの基準1:詰め物比率
布団売り場やネットなどで羽毛布団を選ぶ時まず見るべき場所は、詰め物の比率です。
上の画像は我が家が購入している羽毛掛け布団に付いているラベル。組成:詰め物(ダウン・フェザー)の比率を例に見ていきます。
詰め物比率
- ダウン(羽毛):93%
- フェザー(羽根):7%
- ダウン(羽毛)とフェザー(羽根)を合計すると100%
詰め物の中でダウンの比率が重要。羽毛布団が暖かいものはダウンが90%以上。90%以上の羽毛布団は当然高くなってきます。
ウチにある羽毛布団はダウンは90%と93%でした。この羽毛布団を使って寝ると、足が氷のように冷たくなる僕が、靴下無しでも暖かく寝られているので、冷え症の方は90%以上を購入すれば間違いありません。
羽毛布団の選び方・暖かさの基準2:詰め物重量
次の羽毛布団の暖かさの基準は、詰め物重量です。詰め物重量は文字の通り、羽毛+羽根が入っている量。
上の画像の詰め物重量は0.6kg入っています。これはこの羽毛布団が合わせ掛け布団(合掛)だからです(品名参照)。2つの羽毛布団をあわせて一つの羽毛布団になる仕組み。もう一つの合わせ布団は1.1kg入っているので、合計1.7kgとなります。
合わせ掛け布団は春や秋になると一つ布団を外し暖かさを調節。一般的な羽毛布団の重量は1.5kg前後入っています。
この羽毛布団は詰め物がダウン90%、フェザー10%、詰め物重量は0.7kg。これも羽毛合わせ掛け布団なのでもう1枚あり、合計すると1.5kgになります。
羽毛布団の選び方・暖かさの基準3:ダックかグースか
羽毛布団にはダック(アヒル)やグース(ガチョウ)の羽毛が使われています。
見た目は似ているのですが、グース(ガチョウ)の方がダック(アヒル)より大きいので、より羽毛の質が良いものになっています(上の写真参照)。
羽毛布団売り場で見てみると、グースの値札を見ると急に値段が高くなっているのがわかりますよ。
羽毛布団の選び方・暖かさの基準4:産地
最後にどこの産地かというものも重要です。羽毛布団担当の方に聞くと、北の寒い場所であればあるほどより質の良い羽毛だそうです。寒さで鍛えられているからでしょうね。
一般的な羽毛布団の産地をまとめてみると、ハンガリー、ポーランド、シベリア、中国、台湾などがあります。
北の寒い所から見るとシベリア、ハンガリー、ポーランドあたりから選ぶのが良さそうです。
羽毛布団の価格差は、暖かさの基準からきている
羽毛布団暖かさの基準をまとめてみると、布団の中にダウンがどれだけ入っていて、羽毛がどれだけ詰められていて、グースかダウンか、そして産地、日本製か、そして布団メーカーかによって選ばれています。
- ダウンの量
- 詰め物重量
- グースかダウンか
- 産地
- 日本製か
- 布団ブランド
以上を踏まえると、ダウンが95%ぐらいあり、詰め物1.5kg、シベリアグースで、日本製だったりしたら、高級羽毛布団で高くて買えないという結果になります(苦笑)。
なので、値段を見ながら妥協できる所は妥協して選びましょう。グースにすると急に高くなります。ダウン(アヒル)90%にして、シベリア、ハンガリー、ポーランドあたりの物を選ぶのが良いのではと思います。我が家はセール中に安く買いました。
布団の柄ですが、たまにスゴイ柄がありその点に悩みますが、白いシーツを買って隠せば大丈夫ですよ。ウチも上で出てきた羽毛布団はピンクのペイズリー柄でしたが(その分安かったので)、白いシーツを買って対応しました。
羽毛布団をきちんと判断して購入すると、僕のような超冷え症でも快適に寝ることができます。睡眠時は靴下なんていりません。ぜひ参考にしてみてください。