ディズニー英語システム(DWE)を購入してから9年以上が経過しています。
DWEを購入した時の流れや値段、買ってからの体験談については下の記事にまとめています。
特に小学4年生からのマンツーマン子供英会話に入会してからは英語が上達してきています。DWEとの因果関係についても書いています。
関連:ディズニー英語システム(DWE)を購入するまでの流れと9年以上使っての感想、まとめ
今回は、DWEを買わなきゃ良かった、買って後悔したことについてまとめてみることにしました。
後悔している人には色々な状況があります。特に始める時期、環境、相性、時間などが関係しています。
これらの視点から、「ディズニー英語システムを買って後悔、なぜ起こるの?」について順に紹介します。
1.ディズニー英語システム(DWE)を始める時期が遅かったから
ウチの娘は1歳11ヶ月の時にディズニー英語システム(DWE)を購入しました。
約2歳の場合、すでに子供は日本語を話しており、Eテレなどの子供番組を見ている時期でもあることから、DWEを購入しても子供が英語に興味を持ってくれませんでした。
親が付けたテレビは何でも見てくれた0歳後半から1歳前半の赤ちゃんの時期にディズニー英語システムを買っていたら良かったと後悔したものです。
どうしても日本語先行の場合、何を言っているのかがわからない英語には子供は興味を持たないですよね。
無料サンプルを取り寄せた時1歳前半〜1歳半頃も、ウチの娘はそれほど興味を持たなかったので、その時のリアクションは正しかったと言えます。
そういうことから判断すると、DWE購入前にディズニー英語システム(DWE)の無料サンプルで子供の反応を見るのは必須だと思います。
2.ディズニー英語システム(DWE)と子供の相性が悪かったから
ディズニー英語システム(DWE)を始める時期もありますが、それ以上に子供とDWEの相性が悪かったように思います。
いつから始めようがDWEの映像に興味があれば、もう少し見てくれそうなものですが、娘は興味を持ちませんでした。
それでも映像に魅力があればもっと見てくれたかなと思います。
もしDWEに興味を持ったら、後はトントン拍子。子供が自主的にブルーレイ/DVDを見ていくだけなので、親としては後は楽なのですが、ウチの場合はそういうことにはならなかったのです。
DWEに興味を持つ、ハマる子供は統計的に見て少ないように感じます(ワールドファミリークラブの子供英語教室「CFK」のママ友調べ)。
そういう意味では子供との相性が大きく関係する英語教材だと言えます。
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3.ディズニー英語システム(DWE)は環境に左右されるので、毎日の生活の中で使いこなせない家庭もいる
ウチの場合は子供がディズニー英語システム(DWE)に興味を持ちませんでしたが、親は教材に対し色々と工夫して取り組んできました。
例えば、ワールドファミリークラブの子供英語教室CFKに3年ほど通ったり、週末イベントに積極的に参加したりもしました。
このような親の努力は幼児期に時間がある家庭には可能ですが、共働き夫婦の場合は毎日のブルーレイ/DVDのかけ流しぐらいしか出来なかったり、ワールドファミリークラブを利用するのが難しくなります。
子供がDWEに興味を持ってくれれば、自らブルーレイ/DVDを見てくれますが、そうは中々なりにくい教材なので、毎日の生活の中で使いこなせずに買って後悔している家庭が多いのです。
もしディズニー英語システムの値段が安ければそれほど気になりませんが、どうしても高いので後悔が前面にでやすい傾向があります。
毎日それなりにDWEを取り組む時間が必要になるので、その時間が取れない場合はDWEを買っても後悔するかと思います。
その後の娘の体験談になりますが、幼児期に興味を持たなくても小学生になると脳の発達や小学校での英語の授業により英語に興味が持ち始め、DWEを再び取り組むというのを期待していました。
一時的に興味を持つことはありましたが、国語と算数の宿題が多すぎて、DWEに再度取り組むような時間を毎日の生活の中で持てなくなっています。
これは期待していたので、残念でした。
小学生以降は時間面で取り組みが難しくなっていきます。
4.ディズニー英語システム(DWE)は効果を感じるのに時間がかかりすぎるから
ディズニー英語システム(DWE)に興味を持ち自主的にブルーレイ/DVDを見たり、教材を取り組んでいく子供はDWEスーパーキッズになり、英検や英検ジュニア、ケンブリッジ英検などにどんどん合格していきます。
しかしDWEにハマる子供は少ないことから、最初は興味があっても途中から興味がなくなってしまう子供が多いのです。
DWEに興味がないほとんどの子供には、親の情熱で教材のかけ流しや、ワールドファミリークラブなどに参加して子供が楽しいと感じるように取り組んでいく流れになります。
幼児期に週末イベントに参加したり、子供英語教室CFKに参加したりもしましたが、結局のところ英語を話せませんでした。
ただルーティンワークとして、幼稚園の時期だけはブルーレイ/DVDのかけ流しだけはほぼ毎日取り組んできたのです。
その効果が現れるのは、小学4年生からのマンツーマン子供英会話教室に入会した時から。
フォニックスを中心に集中的に取り組んでいくと、たった1ヶ月ほどでリーディング効果が現れてきました。
この時は「やっとDWE効果が現れてきた、なんて時間がかかりすぎる教材なのだ」と思ったものです。
これはDWEだからというのではありません。英語学習そのものが非常にコスパの悪いものだからです。
例えばスイミングの習い事だと、数年続けるだけである程度は目に見えて上達してきますが、DWEや英語学習は2歳から6歳まで続けてもほとんど話せず、上達が目に見えないのです。
そういう難易度の高いものに取り組んでいるので、途中で何度も失敗しては後悔してきました。
それでも続けられたのは、親自身が語学学習が好きだったからだと言えるでしょう。
妻はケンブリッジに留学していたこともあり、英語学習への投資には苦にならなかったことも関係しています。
もし小4でマンツーマン子供英会話に通っていなければ、子供はまだ英語がぜんぜん話せず、「DWEを買って失敗した」と言っていたと思います。
しかし、幼児期にある程度DWEのかけ流しや週末イベントに参加していた子供は、今は英語を話せませんが、あるもう一つの上質な英語への取り組みが加われば、急に英語が話せるようになります。
その一歩手前で後悔して辞めているのです。以上のことはマンツーマン子供英会話教室に通ったことでわかりました。
DWEのインプットを継続してきた娘は発音がとても上手です。しかし英語が話せない。
こういう状態で挫折したのなら、英語の音読をする環境、英語をアウトプットをする環境を作るようにしましょう。
ウチの娘のようにおうち英語を嫌がるのであれば、外の環境(子供英語教室やオンライン英会話など)に頼ることも必要です。
英語のアウトプットを通じて、ある日突然、日の目を見ることがあるかもしれません。
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