何年も前から健康診断で悪玉(LDL)コレステロール値が基準値より少し高くなっています。なんとか正常値まで戻したいと始めたのが、毎日食べているマーガリンを見直すことでした。
▲コレステロールはバターの40分の1「バーガリン」
その時に購入したのが「バーガリン」(バターとマーガリンを足した造語)というマーガリン。確か500円ぐらいの値段だったと思います。
食べてみるとマーガリンらしさがない地味な味でしたが、コレステロールを下げるにはこのマーガリンしかないと、当時は使い続けていました。
暫らく続けていましたが、マーガリンにしては高価なのと味がやはり地味、そして売っている場所が少ないという理由で、それに代わるものを探し始めることに。
それの代用として始めたのが今でも続いている「帝国ホテルマーガリン」です。どこのスーパーでも売っています。
帝国ホテルマーガリンとは
- サフラワー(紅花)油を主に植物油3種をバランスよく組み合わせました。
- 自家製発酵乳の大幅に増量、いっそう風味豊かになりました。
- 香料・酸化防止剤は一切使用せず、着色料は人参から抽出したニンジンカロテンを使用しております。
この中で特に3つ目の「香料、酸化防止剤を一切使用せず着色料は人参カロチンを使用している」というところが、帝国ホテルマーガリン・インペリアルキッチンのこだわりを感じさせてくれたため購入しました。食べてみた感想は…。
「う~ん、優しいマーガリンだ。それでいて甘みもある。これが人参カロチンですな」
帝国ホテルマーガリン(370円前後)は、スーパーで売っているのがいいです。スーパーの中では高いマーガリンになりますが、それでも比較的手に入りやすいのがバーガリンと違う所でした。
その後バーガリンは以前買っていた店でも見かけなくなり、ついには必ず置いていた阪神百貨店でも見かけなくなりました。
悪玉コレステロールとマーガリンの関係
帝国ホテルマーガリンの良さはわかりましたが、悪玉コレステロールはどうなったの?ってなりますよね。「悪玉コレステロールとマーガリンの関係」とは、実は今話題の「トランス脂肪酸」が関係しています。
トランス脂肪酸とは
- トランス脂肪酸は、マーガリンをはじめパンやクッキーなどにも含まれている脂肪酸の一種。
- トランス脂肪酸は、悪玉コレステロールを増やし、善玉コレステロールを減らしてしまうという性質を持っている。
- 悪玉コレステロールが増えると、動脈硬化や心臓疾患を引き起こしやすくなる。
そうです。トランス脂肪酸が高いマーガリンを使用すると、悪玉コレステロールが増え、動脈硬化や心臓疾患を引き起こしやすくなると。なので我が家はマーガリンを見直そうとしたのでした。これが原点でした。
で、帝国ホテルマーガリンのトランス脂肪酸含量はどうなのか調べてみると…
原料油脂は天然物ですのでトランス脂肪酸含量に若干のバラツキが生じますが、農林水産省登録認定機関による帝国ホテルマーガリンの最新の分析(2009年11月25日、日本油化学会制定“基準油脂分析試験法”にて実施)結果では100g当り0.5gでした(以前は0.4gでした)。この量はマーガリンとしては極めて少ないものと言えます。
(IMPERIAL KITCHEN)
あ~、良かった。帝国ホテルマーガリンもトランス脂肪酸が少ないマーガリンでした。これで安心して毎日帝国ホテルマーガリンが使えます。
最後に・感想
久々に普通のマーガリンを食べた時にビックリしました。マーガリンってこんな味だったんだって。今では帝国ホテルマーガリンの味に慣れてしまっているので普通のマーガリンの味を忘れていました。そしてその時、帝国ホテルマーガリンに変更していて良かったって再認識した瞬間でもありました。
帝国ホテルマーガリンはやや高いけど買えないほどではないマーガリン。そしてスーパーに行けば売っているというのがイイです。家のマーガリンがなくなりそうになったら、簡単に購入できるのがイイですね。苦労して手に入れなくてすむので、毎日食べ続けていられます。
最近はこの有機マーガリンにしています▼
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