今回は我が家で購入した絵本の中で子供(赤ちゃん)に評判が良かった絵本を紹介します。第1回目は0歳~1歳児のオススメする絵本です。
その他の年齢については下の記事をあわせて読んでみてください▼
何冊選ぼうか悩みましたが5冊だと少ないので、8冊にしました。
0歳~1歳の赤ちゃん&幼児におすすめする読み聞かせ絵本8冊をご紹介します。
1.じゃあじゃあびりびり まついのりこあかちゃんのほん 偕成社
「まついのりこあかちゃんのほん」シリーズ中で最も人気のあるの絵本「じゃあじゃあびりびり」。偕成社。我が家も買いました。
- まついのりこ作
- 擬音語を使った絵本
- 価格660円(税込)
この絵本は常に子供にかじられていたので、タイトル通りビリビリとされ、ボロボロになってました(苦笑)。
娘が持っているものは改訂版(2版)の210刷です。初版は1983年。超ロングセラーですね。
内容は生活の身の回りにある物(動物)に対する音の繰り返し。「いぬ⇒わんわんわん」と言ったように。乳児は擬音語から覚えていくので、スタートには丁度良いと思います。
また絵がシンプルではっきりわかる色使い。そして、手に持ちやすいサイズです。一番初めに購入する絵本としてオススメ。
この絵本が良かったので、その後「まついのりこあかちゃんのほんシリーズ」を何冊か買い足しましたが、やはりこの絵本が一番良かったです。
2. がたんごとん・がたんごとん 安西水丸さく あかちゃんの絵本 福音館
「がたんごとん がたんごとん」で有名な安西水丸さんの絵本です。福音館。僕が買ったのは99刷。初版が1987年。これまた超ロングセラーです。
- 安西水丸作
- 福音館書店
- 価格:770円(税込)
電車(汽車)に乗せてもらおうとする動物や物の物語。「がたんごとん」「のせてくださーい」の繰り返しになります。
赤ちゃんは初めて覚えるものばかりなので、興味深く見ていますよ。
哺乳瓶とかコップ、スプーン、バナナなど。一番初めに覚えそうなのが続々登場するのがイイですね。絵も切り絵のようで面白いです。
20年以上も経った昨年、続編「がたんごとん がたんごとん ざぶんざぶん」が発売されましたね。続編というよりは夏バージョンと言ったらよいかな。
3. いいおへんじできるかな おでかけ版 きむらゆういちボードブック あかちゃんのあそびえほん
「いいおへんじできるかな(おでかけ版)」2004年発行で、17刷です。偕成社。
普通のサイズもありますが、このおでかけ版が丁度手に取りやすい大きさなのでオススメです。
- 偕成社
- きむらゆういちボードブックあかちゃんのあそびえほんシリーズ
- 価格:858円(税込)
子供が生まれてから「しかけ絵本」を見ていると、ほとんどがきむらゆういち(木村裕一)さんなんですね。
作がきむらさんで、絵は他の作家さんが描かれている作品もあります。あの「おかあさんといっしょ」のパッコロリン(パックン、コロン、リンちゃん)もきむらゆういちさんです。芸人の木村祐一さんとは違います(笑)。
「いいおへんじできるかな」はシンプルな仕掛け絵本で、下を向いている動物&ゆうちゃん、お母さんが返事をすると手を挙げて「はーい」と言う仕掛けです。
他の仕掛け絵本は凝りすぎているので、子供が途中で破ったり破壊したりします。この本は上下に上げ下げするだけ、シンプルでちょうど良いと思います。
色々な動物の鳴き声も出てくるので初めて購入する絵本の一冊として選びました。
上の写真は下を向いてクレヨンで塗り絵をしているコロちゃんのページ。
名前を呼ばれると、「わんわん」とお返事をする仕組みです。分厚い絵本なので、仕掛け絵本ではありますが頑丈にできています。
4. ノンタンいないいなーい 赤ちゃん版ノンタン5 キヨノサチコ作・絵 偕成社
「ノンタンいないいな~い(赤ちゃん版)」同じくロングセラーです。1988年初版。2008年104刷で、2版へ。現在2版の9刷です。偕成社
- キヨノサチコ作・絵
- 偕成社
- 色々な動物が「いないいないばぁ」をする絵本
- 価格:660円(税込)
ノンタンと友達(くまさん、たぬきさん)が「いないいないばぁ」をしている絵本です。それの繰り返しですが、何度も何度も読みました。
「いないいないばぁ」というのは赤ちゃんが好きな動作の一つのようですね。
松谷みよ子さんの「いないいないばあ」も有名です。同内容の絵本はたくさん出版されているので、どれを購入しても良いと思います。
我が家は手に持ちやすくて、馴染みやすいノンタンにしました。
5. 0さい~4さい こどもずかん(英語つき) え・よしだじゅんこ 学研
「0さい~4さいこどもずかん」2003年初版、2012年34刷です。他の絵本に比べて期間は短いですが、これもロングセラーですね。絵本ではなく絵図鑑です。学研
- 学研
- 絵よしだじゅんこ
- 英語監修:デイブ・テルキ
- かわいい絵を使った図鑑
- 価格:1,045円(税込)
表紙にあるように、動物や果物、野菜、乗り物といったジャンルに分けられカワイイ絵で紹介されている図鑑です。
この本は離乳食の時に大活躍しました。
娘は食事に飽きたら、よく脱出しようとしてますが、この図鑑を見せることで、何とかその場から脱出することなく、再度食事に集中してくれる、そんなアイテム的な使い方でした。この本で何度助けられたことか。
娘に好評だったので、続編の「0さい~4さい こどもずかん もっと 英語つき」や「こどもずかん・まち」も買ってしまいました。
6.だーれだだれだ! きむらゆういちのパッチン絵本 小学館
きむらゆういちパッチン絵本シリーズの一冊「だーれだだれだ!」。
- 小学館
- 作きむらゆういち
- 絵せべまさゆき
- しかけ絵本
- 価格:715円(税込)
動物のお友達が家の中でかくれんぼをしています。どこに隠れているのかをしかけを使って探すという絵本です。
読み聞かせ以外に、赤ちゃんが持って本を開いてしかけ絵本を楽しむことができます。
最初は閉じてある戸を横にひっぱると、なかにはリスが隠れているというしかけです。
7.ばいばい まついのりこあかちゃんのほん 偕成社
「まついのりこあかちゃんのほん」シリーズの「ばいばい」。1で紹介した「じゃぁじゃぁびりびり」が良かったので、同じシリーズを買いました。
- まついのりこ作
- 偕成社
- 動物たちが挨拶をする絵本
- 価格:660円(税込)
動物たちが挨拶をするだけの絵本です。繰り返しの楽しさを学べる0歳向け。
鳥が「こんにちは」と言った後に、次のページを開くと「ばいばい」と挨拶をします。
ただこれの繰り返しだけで、挨拶をする動物たちが変わるだけの絵本です。
親としては物足りないのですが、当時の子供には好評でした。
8.ミッフィーのこれなあに ブルーナのしかけであそべるあかちゃん絵本
「ブルーナのしかけであそべるあかちゃん絵本」シリーズの「ミッフィーのこれなあに」。
サイズはミニ版でお出かけ用に使っていました。かじられた跡がありますね。
- 絵ディック・ブルーナ
- 講談社
- げんき しかけえほん21
- 価格440円(税込)
ミッフィーの絵本の中に登場する動物や食べ物などが抜粋されてまとめられた図鑑的な要素をもつ仕掛け絵本です。
色々なおもちゃが載っているページ。ブルーナの絵と色がいいですね。
このように1〜2箇所だけくりぬきがあり次ページにある絵をその穴から見ることができます。
最後に
我が家購入した中でおすすめの0歳~1歳向け読み聞かせ絵本を8冊紹介しました。結果的に偕成社から4冊、福音館と学研、講談社、小学館から各1冊となりました。
良い絵本はたくさんあるのですが、これがはたして0歳児なのか1歳児なのか、あるいは2歳児なのかというい区切りをつけるのって難しいですよね。
なので、今回は子供が初めて出会う絵本という風に見てもらえればいいかなと思います。手に取りやすい大きさも考えて選んでみました。参考の一つにして下さい。
幼稚園の先生の「絵本の選び方」から、2・3歳児オススメ絵本を選んでみました。
関連:幼稚園の先生の「絵本の選び方」から、2・3歳児オススメ絵本を選んでみました
追記:
赤ちゃんの時に買った絵本は大きくなっても捨てないでおきましょう。4~5歳になり平仮名を覚えたての時に、自分で読み始めますよ。下の記事に詳しく書いています。