先日、幼稚園の先生からお聞きした「絵本の選び方」の記事を書きました。
その「絵本の選び方」を踏まえて、2歳~3歳の子供におすすめする絵本を3冊選んで見ました。
2歳・3歳児向け絵本の選び方
- まず子供がよく読んでいる絵本を複数冊選ぶ
- セレクトされた絵本の中から、幼稚園の先生からお聞きした「2歳〜3歳向け絵本の選び方」の2つの条件で再度セレクト
この方法を踏まえて、娘がよく読んでいる本を3冊挙げてみました。
幼稚園の先生に教えてもらった「絵本の選び方」を踏まえて、2歳・3歳児におすすめの絵本をセレクト
我が家にある絵本の中から、幼稚園の先生から聞いた「2歳〜3歳向け絵本の選び方」を踏まえて、3冊選んでみました。
もちろん娘がよく読んでいる絵本になるのでおすすめできますよ。
1.どうすればいいのかな? わたなべしげお ぶん/おおともやすお え (くまくんの絵本シリーズ) 福音館書店
福音館書店。2歳以上になると服やズボン、靴などを理解し始めて、自分で脱ぎ着しようとし始めます。そのことをわからせてもらえる絵本です。
絵が非常にシンプルで丁寧。周りの風景を描いていませんが、それが逆に絵本1ページ毎に出てくるものに集中できます。
渡辺茂男さんは図書館学科教授で、ニューヨークの図書館児童部でも勤務されていました。
また大友康夫さんは我が子に触発され絵本を書き始められたそうです。
こういうのっていいですよね。僕も触発されてつつあります(笑)。この絵本は翻訳されて世界でも売られている人気絵本ですよ。
2. おんなじおんなじ 多田ヒロシ (ぶうとぴょんのえほんシリーズ) こぐましゃ
こぐま社。豚のぶうとウサギのぴょんの二人のお話。2人は持ってるもの、身に着けてるものなどが全て同じ。
それが繰り返し続きます。でも最後は?
テンポがよく、子供が何度も何度も読んでと言ってくる絵本です。繰り返しの面白さです。
なんかユーモアのある絵で、ちょっと古く懐かしい感じがする絵本です。実は読んだことがあったりして(笑)。
3. おおきなかぶ Aトルストイ再話 内田莉莎子訳 佐藤忠良画 ロシアの昔話 福音館書店
福音館書店。超有名な絵本です。裏表紙には「読んであげるなら3才から、自分で読むなら小学校初級向き」と書かれています。
2歳5ヶ月の子供には早いかもしれませんが、登場人物が子供の身近いる人たちなので、娘は気に入っています。
おじいさん、おばあさん、まご、犬、猫、ねずみなので、まごを自分に当てはめながら指差しています。
娘は「おおきなかぶ」の絵を見ると怖いという時があります。
僕も怖い絵だという印象はありましたが(なんとなく劇画チックですね)、親になって再度読んでみると、意外とひょうきんな絵でオーバーなリアクションであることがわかり、子供にも分かるように描かれていることを再認識しました。
「自分で読むなら小学校低学年まで」とあるので長い期間活躍してくれる絵本ですね。
最後に
幼稚園の先生に教えていただいた「絵本の選び方」を元にして、我が家で読まれている絵本を選んで見ました。
つまり、家にいる子供1名の統計です(笑)。
先生にお聞きするまでは、繰り返しの絵本は2歳になった時点で終わりだと思っていました。
そして次はトイレトレーニングや歯磨き、我慢すること、順番などを学ぶことが重要だと思い、最近はそのような本ばかり買っていたのです。
もちろんそういう絵本も重要ですが、ただ学ぶだけの絵本では無く、「繰り返しがついていること」や「対象年齢にそっている絵本であること」を踏まえた上で、選んであげるのがいいということがわかりました。
確かにそうでないと、子供が興味を持たないのでしょうね。次からは絵本コーナーで迷うことなく、的確に絵本を選んであげることができそうです。
皆さんも参考にしてみて下さい。
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