子供英語教材「ディズニー英語システム(DWE)」を購入してから9年以上になります。先日、英検5級にも合格しました。
関連:ディズニー英語システム(DWE)を購入するまでの流れと9年以上使っての感想、まとめ
今回は「ディズニー英語システムの進め方」を特集します。
全員がフルセットを持っているわけではありません。持っている教材によって進め方が変わってきます。
DWEの教材ごとの進め方・使い方を紹介します。
途中からはアウトプットが重要なポイントを占めます。記事の後半に「効果的な活用法」も書いているので、参考の一つにして下さい。
プレイアロングがある場合のDWEの進め方・使い方(0歳〜1歳)
まずはプレイアロングを購入している場合のDWEの進め方・使い方です。
(プレイアロングはメイン教材ではなくプレ教材になるので、持っていない方もいるかと思います。持っていない方は次の見出しに進んで下さい。)
ディズニー英語システム(DWE)を初めて使う赤ちゃんや幼児には、プレイアロングからスタートしましょう。
プレイアロングは3枚組なので、1週間ずつ順番に見ていきます。
- 1週目:プレイアロング1(1巡目)毎日
- 2週目:プレイアロング2(1巡目)毎日
- 3週目:プレイアロング3(1巡目)毎日
- 4週目:プレイアロング1(2巡目)毎日
- 5週目:プレイアロング2(2巡目)毎日
- 6週目:プレイアロング3(2巡目)毎日
- 7週目:プレイアロング1(3巡目)毎日
毎日同じブルーレイ/DVDを見ていきます。次の週になるとプレイアロング2。その次の週はプレイアロング3に進みます。
プレイアロング3まで終わると、またプレイアロング1に戻って下さい。
これをずっと繰り返しましょう。
すると2巡目、3巡目辺りから、子供が一部の歌詞を口ずさむようになります(赤ちゃん以外)。
このようにして1巡目、2巡目、3巡目と進めて下さい。
どれだけ流していたかについてですが、ウチの場合は午前(朝)と午後(夕方)にかけ流していました。
「ディズニー英語システム(DWE)の効果を発揮させるために必要なこと」にも書きましたが、DWEディズニー英語システムには最低でも6,000時間インプットする必要があるので、プレイアロングも子供が嫌がらない程度にかけ流す機会を増やしていきましょう。
子供がカードを通せる年齢になれば、トークアロングカードを毎日5〜10枚ほど決めておいて、通していくようにしましょう。
まだ通せないのであれば、親が通してあげてもOKです。絵を見てそれを意味することを学べます。
(トークアロングカードの活用法はもう一つあります。下記しています)
プレイアロングがある場合のDWEの進め方・使い方(2歳以上)
プレイアロング持っている方は、子供が2歳以上になるとプレイアロングとシングアロングを並行して使いましょう。
例えば午前はシングアロング、午後はプレイアロングというように見せても良いと思います。
DWEプレイアロングとシングアロング 毎日のリスニング一例
週目 | かけ流すDWE教材の種類(午前) | かけ流すDWE教材の種類(午後) |
---|---|---|
1週目 | シングアロング1(1巡目) | プレイアロング1(1巡目) |
2週目 | シングアロング2 | プレイアロング2 |
3週目 | シングアロング3 | プレイアロング3 |
4週目 | シングアロング4 | プレイアロング1(2巡目) |
5週目 | シングアロング5 | プレイアロング2 |
6週目 | シングアロング6 | プレイアロング3 |
7週目 | シングアロング7 | プレイアロング1(3巡目) |
8週目 | シングアロング8 | プレイアロング2 |
9週目 | シングアロング9 | プレイアロング3 |
10週目 | シングアロング10 | プレイアロング1(4巡目) |
11週目 | シングアロング11 | プレイアロング2 |
12週目 | シングアロング12 | プレイアロング3 |
13週目 | ストレートプレイ1(1巡目) | プレイアロング1(5巡目) |
14週目 | ストレートプレイ2 | プレイアロング2 |
15週目 | ストレートプレイ3 | プレイアロング3 |
16週目 | ストレートプレイ4 | プレイアロング1(6巡目) |
17週目 | ストレートプレイ5 | プレイアロング2 |
18週目 | ストレートプレイ6 | プレイアロング3 |
19週目 | ストレートプレイ7 | プレイアロング1(7巡目) |
20週目 | ストレートプレイ8 | プレイアロング2 |
21週目 | ストレートプレイ9 | プレイアロング3 |
22週目 | ストレートプレイ10 | プレイアロング1(8巡目) |
23週目 | ストレートプレイ11 | プレイアロング2 |
24週目 | ストレートプレイ12 | プレイアロング3 |
25週目 | シングアロング1(2巡目) | プレイアロング1(9巡目) |
シングアロングは12枚組です。プレイアロングの進め方と同様、毎日同じブルーレイ/DVDを見ていきましょう。
1週目はシングアロング1、2週目はシングアロング2というように進めて下さい。シングアロング12まで終わるのに12週間(約3ヶ月)かかります。
終わると次にストレートプレイにチェンジ。13週目からはストレートプレイ1を見せましょう。
ストレートプレイ12が終わるころには約6ヶ月(半年)経っています。これが終わるとまたシングアロング1に戻ってかけ流しをして下さい。
プレイアロングは0歳〜1歳の時と同様、3枚組なので4週目からはプレイアロング1に戻る流れになります。
プレイアロングがない場合のDWEの進め方・使い方:シングアロングとストレートプレイをかけ流す
プレイアロングが無い場合は、シングアロングから進めていきましょう。シングアロングはメイン教材の要になるので、最もよく使います。
週目 | かけ流すDWE教材の種類 |
---|---|
1週目 | シングアロング1(1巡目) |
2週目 | シングアロング2 |
3週目 | シングアロング3 |
4週目 | シングアロング4 |
5週目 | シングアロング5 |
6週目 | シングアロング6 |
7週目 | シングアロング7 |
8週目 | シングアロング8 |
9週目 | シングアロング9 |
10週目 | シングアロング10 |
11週目 | シングアロング11 |
12週目 | シングアロング12 |
13週目 | ストレートプレイ1(1巡目) |
14週目 | ストレートプレイ2 |
15週目 | ストレートプレイ3 |
16週目 | ストレートプレイ4 |
17週目 | ストレートプレイ5 |
18週目 | ストレートプレイ6 |
19週目 | ストレートプレイ7 |
20週目 | ストレートプレイ8 |
21週目 | ストレートプレイ9 |
22週目 | ストレートプレイ10 |
23週目 | ストレートプレイ11 |
24週目 | ストレートプレイ12 |
25週目 | シングアロング1(2巡目) |
「プレイアロングがある場合・2歳以上」で紹介した表の午前と同じ流れで見せましょう。
シングアロングは12枚組。7日間同じブルーレイ/DVDをかけ流します。
1週目は「シングアロング1」、2週目は「シングアロング2」というように進めて下さい。シングアロング12まで終わるのに12週間(約3ヶ月)かかります。
終わると次にストレートプレイにチェンジ。13週目からはストレートプレイ1をかけ流しましょう。
ストレートプレイ12が終わるころには約6ヶ月(半年)経っています。これが終わるとまたシングアロング1に戻ってかけ流しをして下さい。
とても地味に見えますが、最初は英語のインプット時間が必要なので、地道に進めて行きましょう。
幼児年長や小学生になるとステップバイステップやDWEブック(絵本)を使ってアウトプットする機会を増やす
ある程度インプットを続けていくと、アウトプットも必要になります。(これが最重要)
幼児年長や小学生など、ある程度インプット(かけ流し)進行した方は、ステップバイステップやDWEブック(絵本)を使ってアウトプットして下さい。
トークアロングカードの裏側の問題を解くことを重視する
トークアロングカードは表側はその単語を行った後に、その単語をつかった文章が流れます。
表側のインプットとアウトプットも重要ですが、DWEの効果を得るためにはトークアロングの裏側の問題がポイントになります。
問題を聞いて、その質問に答えていく練習を繰り返すようにしましょう。
毎日必ず何枚か決めておいて、それをルーティーンで行うようにして下さい。
ステップバイステップの「ライトライトチェック」と「クエスチョン&アンサー」でアウトプット
ステップバイステップは子供の今の英語力がわかるアウトプット教材です。
ステップバイステップの中で重要なのは「ライトライトチェック」と「クエスチョン&アンサー」。
(塗り絵とかステッカー(スティッカー)もありますが、小学生以降は質問を聞いて自分で発音するものに重きを置きましょう)
まずライトライトチェック(Right Light Check)があります。これで実際に英語を理解しているかを確認しましょう。
ライトライトチェックの後に答え合わせがあります。左と右の両方が発音されるので、リッスン&リピートして下さい。必ず自分で英語を発音すること。
後はクエスチョン&アンサー(Question and Answer)があります。これも必ず答えるようにしましょう。
ある程度正解できると理解できていることになります。
幼児期にインプットをたくさんした方は、小学生からはステップバイステップのアウトプットを何度もするようにしましょう。
ファン&アドベンチャーで単語を覚え、DWEブック(絵本)でアウトプット
それと併用してDWEブック(絵本)を使って音読していくことがおすすめです。
これまで映像と音声だけでインプットしてきたので、まず文字を覚えるところからスタート。
その後、DWEブックで音読に進んで下さい。
(単語を覚えるために、ファン・アンド・アドベンチャー(Fun and Adventure)をするのもおすすめ)
ブックは文字や単語を目で見て覚えられます。音読こそDWEを攻略するキーポイントだと言えるでしょう。
DWEブック(絵本)やシングアロングブックの音読を嫌がらない子供、自発的にする子供は英語力が急激にアップしていく傾向が強いです(DWEスーパーキッズになる場合もある)。
ディズニー英語システム(DWE)の効果的な活用法
DWEには一つの教材だけでは効果を発揮できません。それぞれの教材の特徴を理解して順番、または併用していくことが必要です。
効果を得るために必要なポイントをいくつかまとめました。
ディズニー英語システム(DWE)のかけ流しは習慣化すること
子供に見せるブルーレイ/DVDは毎日続けることが重要。
特に幼児期は考えることなく「この時間はディズニー英語システムをかけ流す時間」というように習慣化して下さい。
ウチの場合も購入した1歳11ヶ月から6歳の幼稚園卒業までは毎日欠かさずかけ流しました。
それにプラスして、トークアロングカードも進めましょう。
シングアロングやストレートプレイで使えるフレーズを日常で声がけしていく
DWEのシングアロングやストレートプレイは日常生活で使える英語フレーズがたくさんあります。
その英語フレーズを日常で使っていくことを心がけましょう。
よくわからなかったら、イエロー(10〜12)の最初にある日常生活「起床〜学校〜就寝」の掛け声を真似するのもOKです。
(※起きる、着替える、朝食を食べる、出かける、時計、昼食を食べるなどの英語フレーズ)
ただ聞くだけではなく、アウトプットし英語のキャッチボールをできるようになると、子供も楽しんで継続していけます。
アウトプットする機会を増やすことが成功への近道だと思います。
子供が見たいブルーレイ/DVDがあれば、優先的に見せた方が良い
上で紹介した手順でDWEディズニー英語システムをかけ流していくのですが、このやり方が全てではありません。
途中で子供が「このブルーレイが見たい!」「このDWEブックが見たい!」「タッチペンがしたい」などと言ってくることがあります。
そういう場合は、子供の見たいものを優先するようにしましょう。臨機応変がポイント。
子供に嫌がられないようにするのが継続するために必要なのです。
ディズニー英語システム(DWE)を継続したら、アウトプットの機会を設ける
インプットを数年続けたら、アウトプットの機会(発音・発声・覚えた英語を使う機会:スピーキング)を設けるようにして下さい。
DWEの教材ではステップバイステップ、DWEブック、トークアロングカードの裏側、Q&Aカードを中心に行うようにして下さい。
(上で解説した内容で進めて下さい:ステップバイステップは特に重要)。
ワールドファミリークラブに入会している方は(SBSなどと併用して)、ライトブルーキャップ、ブルーキャップ、グリーンキャップにトライしたり、週末イベントに参加することでアウトプットする機会が増えて上達のスピードが早まります。
基本は以上の教材やサービスでアウトプット(聞いたことを発音する)機会を設けるようにしましょう。
(ウチのように)子供が嫌がって手を付けられないという方は、子供英会話に入会したりするという方法もありますが、DWEを嫌がらなければ、DWEの教材とワールドファミリークラブのサービスだけでOK。
関連:子供英会話教室12社比較。気になる料金・無料体験レッスンなど
子供がディズニー英語システム(DWE)を楽しめるようになれば、自分で取り組めるようになる
毎日子供が同じブルーレイ/DVDを見続けていると、ある日、シングアロングの1フレーズが歌えるようになります。
すると子供が楽しくなっていきます。
シングアロングやストレートプレイはインプット(リスニング)重視の教材ですが、覚えてくるようになるとアウトプットにもなります。
こういう時期が来たら、子供が楽しめるものを優先的に取り組んで下さい。
何事でもそうですが、子供は好きになると積極的に取り組みます。学習しているのを前面に出さないようにするのがポイントです。
インプットだけでなくアウトプットできないかを考えるようにしましょう。
DWEユーザーはたとえ今英語が話せなくても、他のアプローチを加えることで英語力が向上する
ウチの場合は幼稚園を卒業しても英語が話せませんでしたが、小学校の英語は好きで得意分野になりました。
宿題が多いので小学生からはディズニー英語システム(DWE)を取り組む時間がなくなってしまいましたが、ABCマウスイングリッシュ(サービス終了)だけは子供が好きだったので副教材として続けています。
その後、高学年からマンツーマン子供英会話に入会したことで、1ヶ月後にリーディング効果が得られるようになっています。
マンツーマンレッスンに通うようになってから1年後、今の実力が知りたくて英検にチャレンジ。すると英検5級にも合格しました(特に勉強せずに合格)。
以上のことから、DWEユーザーの乳幼児期のインプットやその後のアウトプットは無駄ではありません。
子供は学習してきたことは潜在にあるようです(目に見えませんが)。
何か別の機会で大きく変わることがあるので、その後はおうち英語以外にアプローチをしていきましょう。
例えば子供英会話教室に通ったり、オンラインレッスンをしたりすることで急に成長することがあることを知っておきましょう。
子供が嫌がらないように工夫しながら進めてみて下さい。
さらに詳しく
9年以上試行錯誤して続けてきました。詳しくは下の記事にまとめています▼
関連:ディズニー英語システム(DWE)を購入するまでの流れと9年以上使っての感想、まとめ
子供英会話に通ってみてわかったことをまとめています▼
関連:3年間通ってみてわかった子供英語教室の選び方。おすすめの教室は?
子供がDWEを嫌がるようになった場合は以下の記事も読んでみて下さい▼